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建設コンサルタント |
株式会社トーコー和歌山 |
橋梁は、道路・鉄道・河川・谷・海などを超えるために架けられる重要な土木構造物です。普段何気なく利用する小さな橋梁から観光名所や地域のシンボルとなるような大きな橋梁まで多種多様な形式の橋が日本全国に約70万橋あり、国民の生活には欠かせない役割を担っています。 |
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橋梁を含む土木構造物は、長年の使用により劣化や損傷していき、これらを放置しますと、構造物の安全性や機能性が低下して 事故の原因につながります。 私たちは、橋梁点検を行い橋梁の劣化・損傷状況を調査し、状況を的確に把握して調書にまとめます。そして、橋梁点検の結果に基づいて従前の壊れてから対処するのではなく、壊れる前に適切な対策を行って橋梁を長持ちさせるようにどのような方法で、どの橋梁から取り掛かったらよいかの橋梁長寿命化修繕計画を立てて、効率・効果的な維持管理に貢献します。 |
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橋梁点検では、必要に応じて橋梁点検車を用いて近接目視、打音による点検を行います。 | |
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高所作業車、橋梁点検車等を使用しても届かない場合は、作業者をロープで吊る特殊高所技術にて近接目視や打音による点検を行います。 | |
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打音検査では、コンクリート構造物の表面付近のコンクリートの表面をハンマーでたたき、発生した音によって状態を把握します。コンクリートが健全な場合は高い音が、はく離や空洞などがある場合は低い音となります。 | |
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現場状況によっては、ドローンによる空撮にて劣化・損傷状況を把握します。 |
私たちは、劣化機構や損傷原因の解明に必要な詳細調査の提案・実施、およびそれらの結果を踏まえた部材や橋梁の健全性の診断を行います。 現在のわが国の橋は、地震への対応への対応等の要求性能の高度化に対して、補強が必要な橋が多くあります。 |
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塗膜分析では周辺環境への汚染を未然に防ぐために、塗替え舗装の前に有害物質調査を行います。 | 鉄筋探査では、コンクリート内部における鉄筋、及びかぶり深さなどを非破壊検査で測定します。コンクリートの補強、補修、改修などの際に、鉄筋が切断、損傷することを未然に防止します。 |
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中性化試験では、コンクリートの中性化がどこまで進行しているかを測定します。中性化が進行すると鉄筋が腐食し、その際の膨張圧によってコンクリートにひび割れが発生して、剥離や剥落などが発生します。中性化試験を行うことによって、補修設計をする際に、どの深さまで補修するかを把握することができます。 | 板厚測定では、本来の板厚からどれだけ減肉しているかを測定します。測定結果から強度への影響や腐食の進行性が把握できます。これらは、具体的な維持管理の方針を決定する際の重要なデータとなります。 |
日本の道路橋は、その多くが高度経済成長期を中心にして大量に建設されており、橋の高齢化が深刻な問題となっています。 私たちは、既設橋の長寿命化や安全安心の確保の観点からの補修設計に取り組んでいます。 構造物には、多様な要因により、ひび割れや腐食などの損傷や劣化が生じます。このような損傷や劣化に対する補修は、その原因を見極めることが重要となります。私たちは、損傷や劣化の原因の追究や劣化予測等を行ったうえで、最適な補修工法の提案、補修設計を実施します(橋梁補修設計)。 |
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歩道が設置されていない橋や幅員が狭い橋は、歩行者の安全確保ができなかったり交通の利便性が低かったりという理由で道路改良工事が必要となってきます。 私たちは、周辺環境や路線条件などの外部的な諸条件の他、経済性・構造性・施工性・維持管理性・景観環境性などを考慮し、橋梁拡幅の計画を実施します。 |
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